学校法人南陵学園が運営する私立高校の和歌山南陵高校の先生がストライキを起こすというニュースがありました。
あまり学校の先生がストライキを起こしたのは聞いたことがなかったと思います。
ストライキの原因が先生に対する給与の未払いがあったようです。それ以外にも学費返納が出来ていないなどの学校運営資金が厳しい状況のようです。
今回は和歌山南陵高校について、以下の内容を調べてみました。
- 和歌山南陵高校の学費
- 和歌山南陵高校の偏差値
- 和歌山南陵高校の評判
和歌山南陵高校の学費と生徒数
和歌山南陵高校の学費についてです。
和歌山南陵高校は、全日制課程と通信教育があるようですが、今回は全日制課程の場合の学費を紹介します。
全日制課程の学費
全日制課程の学費と入学金などの一時金です。()内の金額は、寮生活した場合の金額です。
1年目の必要な費用です。
- 入学金:300,000円
- 4月一括支払い金額:83,000円
1年目の5月以降の費用
- 授業料:35,000円/月
- 教育活動諸費:8,000円/月
- 修学旅行積立金:6,000円/月
- 施設使用料:40,000円/月
- 日本スポーツ振興センター災害共済掛金 :1,935円(5月のみ)
合計:1,363,935円
2年目・3年目
- 年度納入金:18,000円
- 授業料:35,000円/月
- 教育活動諸費:8,000円/月
- 修学旅行積立金:6,000円/月
- 施設使用料:40,000円/月
- 日本スポーツ振興センター災害共済掛金 :1,935円(5月のみ)
合計:1,087,935円
結構な費用となりますね。私立の高校だとこれぐらいが目安なのでしょうか?
それ以外にも制服代金などは1年目に必要となります。
私立高校の全国の平均の費用は以下の通りのようです。
1年目:1,160,016円
2年目:893,127円
3年目:851,017円
和歌山南陵高校が全国平均より高いようですね。
生徒数
令和3年では、定員360人に対して、生徒数は166人です。
和歌山県内の私立高校では、智弁学園や近畿大学付属和歌山高等学校、開智高等学校がほぼ定員に達しているようです。
和歌山南陵高校の場合、定員の半数以下なので、それなりに資金が厳しいのがわかりますね。
菊川南陵高校は休校状態!
この和歌山南陵高校を運営する南陵学園は、静岡に菊川南陵高校も運営していました。
菊川南陵高校は2021年に経営難になり生徒募集停止を停止しています。現在は休校となっているようで、在籍している生徒は形式的に和歌山南陵高等学校に籍を移し、菊川で引き続き授業を行うこととなったようです。
現在、菊川南陵高校の公式ホープページはパスワード入力の制限がかかっていて通常に閲覧できなくなっています。
和歌山南陵高校、菊川南陵高校を運営する南陵学園理事の小野和利とはどんな人か調査
和歌山南陵高校の偏差値
和歌山南陵高校の偏差値は、40でした。
<調査元の情報 https://xn--swqwd788bm2jy17d.net/>
普通科の和歌山県内の順位や全国偏差値の順位です。
学科 | 和歌山県内順位 | 和歌山県内私立順位 | 全国偏差値順位 | 全国私立偏差値順位 |
---|---|---|---|---|
普通 | 83/95 | 19/20 | 8682/10939 | 3104/3856 |
まとめ
和歌山南陵高校の学費や生徒数、偏差値を今回は調査しました。
学費は、全国私立高校の平均と比べて高めのようですが、生徒数が増えていないので、学校としての資金繰りが厳しい面があったのでしょうか?
いずれにしても、先生がストライキから復帰し、学生への影響が出ないようにしてほしいですね。
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