2022年の北京オリンピックのスノーボードのハーフパイプに出場する平野歩夢選手。
彼の必殺大技の「FSトリプルコーク1440」がかなり凄い技のようです。
公式戦で、人類史上初の「FSトリプルコーク1440」を成功させたことも有名ですね。
「FSトリプルコーク1440」ですが、かなりの高さを飛ばないと成功しないようですが、どのような技なのか、実際どれぐらいの高さを飛んでいるのか調べてみました。
平野歩夢選手のトリプルコーク!
トリプルコークはどんな技
トリプルコークとはどんな技なのでしょうか?
正式な名前は、「トリプルコーク1440」という名前です。
<出典元 https://twitter.com/shin49404129/status/1473648436914573316>
このトリプルコーク1440は、見てもなかなか分かりにくいのですが、ななめ軸で縦に3回転、横に4回転する技のようです。
1440という数字が横回転の360°×4回転の1440で表しています。そこにプラスして縦回転の3回転がトリプルコークとい意味のようです。
動画を見ましたが縦の3回転は、分かりやすいのですが、横の4回転が分かりにくいですね。
横回転は、スノーボードの板を見ると分かりやすいです。踏み切った板の確度から着地までに4回板が回っています。
平野歩夢選手のトリプルコークで飛んでる高さはどれぐらい?
このトリプルコークですが、技を出すのも凄いですが、飛んでいる高さもかなり高いようです。
<出典元 https://twitter.com/DewTour/status/1472651132229070848>
上の写真は、平野歩夢選手が12月の試合でトリプルコーク1440を決めた時の最高到達点の写真です。
平野歩夢選手のスノーボードの板は、BURTONのカスタムモデルで長さが148cmの物を使用しているようです。その長さと飛んでいる高さを比べると板の3倍ぐらいの高さに到達しています。
なので、148cm×3倍だとすると444cmも飛んでいます。
実際はもう少し高いと思うので、4m50cm~5mぐらいは飛んでいるのではないでしょうか?
因みにハーフパイプの飛び出し位置(リップ)と一番低い部分(ボトム)の高さが7mあるようです。なので、最高到達点から下を見ると10m以上あるように見えます。
この10mですが、マンションだと4階の高さです。
オリンピックのハーフパイプの採点方法
オリンピックのハーフパイプの点数は、審査委員が6名で1人最高100点まで点数を付けます。
この6名が付けた点数の最高得点と最低得点を除外して、残りの4人の点数を平均得点で決定します。
得点は、「技の難易度」、「空中の姿勢」、「グラブをしっかり掴んだか」、「安定性」、「高さ」等で得点されるようです。
転倒するとかなりの減点になるようなので、「トリプルコーク1440」は成功するとかなりの得点に結び付きますが、失敗する可能性も高いのですね。
オリンピックのハーフパイプの日程
ハーフパイプは予選と決勝があります。北京オリンピックのハーフパイプの日程です。
■予選:2月9日(水) 男子スノーボードハーフパイプ 予選1本目 男子スノーボードハーフパイプ 予選2本目 ■決勝:2月11日(金) 男子スノーボードハーフパイプ 決勝1本目 男子スノーボードハーフパイプ 決勝2本目 男子スノーボードハーフパイプ 決勝3本目 |
日本人選手は平野選手を含めて、4名が出場します。
- 平野 歩夢 選手
- 戸塚 優斗 選手
- 平野 流佳 選手
- 平野 海祝 選手
2022年冬季オリンピックのまとめはこちら!
まとめ
今回は北京オリンピックのハーフパイプに出場する平野歩夢選手の「トリプルコーク1440」の技について紹介しました。
平野選手のメダルの期待もかなり高いですが、他の日本人選手でも戸塚選手も「トリプルコーク1440」に挑戦する可能性も十分にあるので非常に楽しみですね。
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